僕はもともとお酒といえばビールが大好きで、居酒屋にいってもビールを飲み続け、家でもビールの缶を飲むという感じでした。

そんな中、もう30代も半ばになってくると少しずつ糖質というものが気になり、そうすると行き着くのは「蒸留酒」ですね。糖質0のビールを飲むという選択肢もありますが、どうも昔から味が好きではなく・・。
蒸留酒といえばウイスキー、そしてウイスキーといえばハイボール。ということで今ではソーダストリームを使った炭酸水で自宅でハイボールを作るまでになりました。
この記事は、そんなウイスキー初心者がおすすめする自宅ハイボール作りと、飲んで美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
目次
ハイボールは太らない?糖質は?
いや、むしろビールは太るのか?という疑問からはじめましょう。
よく言われるビールの糖質、またビール腹というぽっこりお腹がでる現象については本当にビールが原因なのでしょうか。

こちらの記事に管理栄養士さんの答えがありました。
ビールには糖質が含まれていることからビール=太ると思われているようです。しかし実際にはロング缶1本(500ml)に含まれる糖質は約15g。ご飯なら1/3膳、小さめのロールパン1個と同じ量です。
(中略)
ビールを飲むとお腹が出るという「ビール腹」についても、ビールとの因果関係はないという大規模研究の結果もあります。
なるほど、糖質はたしかに含まれてるし、ビール腹もビールとの因果関係はないというのが実際のところのようです。
一番の理由はやはり「おつまみ」でしょう。ビールに合うおつまみは揚げ物や味の濃いものが多く、カロリー過多になりがちです。また、ビールの炭酸やホップの成分が胃壁を刺激することで、食欲増進効果があると言われていますので、つい食べ過ぎてしまうというのもあると思いますね。
ということで、やはり「おつまみ」が高カロリーになってしまい、太る原因のようです。
僕は以前、こんな記事を書いていますが、

その時におつまみを気にしていたのは正解だったのです(笑)。
とはいえ、ビールに糖質が含まれていることは事実で、糖質制限をしているとやはりNGなのは変わりありません。数年前から自分の周りにも糖質制限をしている人がいて、そういう方たちはビールではなくハイボールを飲んでいました。
その流れで自分もハイボールを飲むことが多くなっていましたね。
ハイボールへの切り替え。そして缶のゴミ問題
ということで少し前から缶のハイボールを買って、グラスに氷を入れて飲んでいました。
それはそれでお手軽で良いのですが、やはり毎日近く飲んでると缶のゴミが気になるんですよね。(これはビールでも一緒ですが)
ということで、以下の記事で書いたとおり2020年にテレワークへ切り替わったと同タイミングでソーダストリームを導入し炭酸水を家で作れるようになったことで、ハイボールも自分で作ることにしました。

上の記事はもともと炭酸水のペットボトルのゴミ問題があったわけですが、ハイボールの缶のゴミ問題もあったわけで、それらが解決さてるってソーダストリーム、本当に最高です。
初心者がウイスキーを選ぶ楽しみ
ということで、ハイボールを家で作るぞ!となると、さて何のウイスキーで作ろうかという選ぶ楽しみが生まれますね。
僕はウイスキーは全くの初心者でしたので、こんな本を購入しました。基本は大事です。
かなりの分厚さですが、全編カラーでイラストも豊富なので読みやすいです。
結構ユーモア満載な書き口になっているので、すらすらと読んでて楽しい本です。
あとは、オススメのウイスキーを詳しい人に聞くということですね。
僕の場合は、よく行くパブがあってそこのマスターに家でハイボールを作る時にオススメウイスキーを聞きました。そこで教えてもらったものを中心に買うようになりました。
お店で飲んで、それを家で買って自分でハイボールを作って飲んで、またお店に行って別のを飲ませてもらって、またそれを買ってという繰り返しです。
ここから先は、その中で実際にウイスキー初心者の僕が飲んで美味しかったウイスキーを紹介していきます。
初心者がハイボール作りをして美味しかったウイスキーたち
ザ・グレンリベット12年
まずは一番最初にオススメしてもらったのがこの「ザ・グレンリベット」でした。
初心者向けシングルモルトの代表格といえるウイスキーですかね。シングルモルトとは、単一の蒸溜所でつくられたウイスキーのことで、蒸溜所ごとのこだわりなどの個性を楽しめるのが魅力といわれていますね。
単一でない複数の蒸溜所でつくったウイスキーなどをブレンドしたものが「ブレンデッドウイスキー」と呼び、ショニーウォーカーやサントリーの角、ジャックダニエルズなどが代表格ですね。
価格はやはりシングルモルトのほうが高くなりますが、せっかくウイスキーを自分で選ぶとなると蒸溜所のこだわりなども含めて楽しみたいなと思ったので、まずはこの辺りから書い始めました。
このザ・グレンリベットは、飲んでとてもバランスの良い風味を感じます。ハイボールにしても爽やかで、うっかりするとそのまま炭酸水を飲んでるのではないかと思うくらいスッと飲めてしまいます。
以下、公式サイトの説明の引用です。
このウイスキーは、これまで数多くの表現で呼ばれてきました。スムース、フルーティ、複雑な、洗練された、楽しませてくれる、古典的、などなどです。ウイスキーの年鑑 ”The Original Malt Whisky Almanac”では「最高級のモルト。世界で最も人気のあるモルトの一つ。それだけの価値がある。」と評価しています。
ザ・グレンリベットの特徴的なスタイルを代表する、このクラシック・モルトは、主としてアメリカン・オークの空き樽で熟成されます。. それらにより、バニラの口当たりと独特のスムースさが与えられます。ジョージーの湧水から出る、ミネラル分の豊富な水が、マッシングと発酵の過程でフレーバーを形成し、同時に銅製の蒸留器の特別な高さと幅が、デリケートかつ複雑な特徴を付加します。
グレンモーレンジィ
こちらもオススメされたものです。有名なスコッチウイスキーですね。
ちなみに、先ほどのグレンリベットといいスコッチウイスキーには頭に「グレン」がよく付きますが、スコットランドの言葉ゲール語で『谷』という意味だそうです。ウイスキー作りには水が大切ですので、蒸溜所の近くの景色を想像するとウイスキーのブランド名に『谷』という単語がつくのは自然な感じがしますね。
こちらの「グレンモーレンジィ」もグレンリベット同様、とても飲みやすいです。どちらかというとこのグレンモーレンジィのほうがフルーティーな感じが強いかなという気がします。
柑橘の香りが爽やかな「オリジナル」。
その魅惑に満ちた繊細さと複雑な味わいは、世界のモルト愛飲家に広く知られています。
グレンモーレンジィの代表作。
爽やかな柑橘の香りと華やかなバニラの風味が、グラスの中でどんどん変化をとげ、万華鏡のように多彩な表情を見せてくれる、複雑で奥深い味わい。
アランモルト 10年
こちらも紹介してもらったウイスキーです。
アラン島というスコットランドの島で作られているウイスキーです。独立した蒸溜所みたいでシングルモルトとして飲むためのウイスキーを作っているようです。
このアランもとても飲みやすいウイスキーですが、少し甘みがある感じですね。ハイボールも美味しいですが、ロックにしても美味しかったです。
ニッカ セッション
こちらは自分で探して買ってみました。日本のニッカウイスキーから2020年9月に発売されたウイスキーです。
↑にも書いてあるように少しビターな感じがあるウイスキーでした。個人的にはとてもお気に入りです。
タリスカー 10年
これはTwitterで流れてきていて買いました。
こちらもスコッチですね。スコットランドのスカイ島で作られているようです。別名、霧の島とも呼ばれているようです。公式サイトに載っていましたが、厳しい自然のようです。
ミストアイランドの呼び名の通り、スカイ島では頻繁に雨が降っているため、岩石質の地層が、この雨水を絶え間なく海に向かって流し続けます。タリスカーは創業以来、雨水から生まれる湧き水を仕込み水として使用しており、蒸留所に近いホークヒルから取水しています。
また、スカイ島をはじめ、スコットランドの土壌は、ピート層と呼ばれる泥炭層が広がっており、特徴的なスモーキーな味わいは、このピート(泥炭)から生まれます。
タリスカー独自の味わいを特徴づけているのは、まさにスカイ島の自然であるといえるでしょう。
こうした情報を読むと、とても味わいに情景が広がりますね。公式サイトがかなりしっかり作られているブランドは好きです。
味はかなり飲みやすいながらもスモーキーでビターな感じもあり、ハイボールにしてとても美味しいウイスキーだと思いました。
まとめ
ということで、僕がウイスキーを買うようになって自宅でハイボールを作るようになったきっかけ、そしてこれまでに買って試してみたウイスキーをご紹介しました。
どれも少し高価なものですが、味はめちゃくちゃ美味しいのでハズレは無いと思います。
そして、自宅でハイボールを作るならソーダストリームは最高です。

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