子どもが大きくなってくるとどこかで必要になってくるのが「自転車に乗れるようになること」です。
うちは長男が当時小学校に入学後に補助輪を付けて練習してると記事に書きましたが、

その後、補助輪なしで乗れるようになったのには1年くらいかかりました。。小学2年なのでだいぶ遅いですよね。
そして4歳離れた次男はもうすぐ7歳の小学1年生、この正月まで補助輪なしで自転車に乗れませんでした。
しかし「そろそろ乗れないと…!」と思って、ちょうど正月休みの間に練習して乗れるようになりました!しかもちょっと練習して補助輪を外すことができたので、僕が意識したポイントと実際に効果のあったところを解説していきます。
自転車に乗れるようになった子どもの笑顔、とても素敵でした。
目次
そもそも自転車は何歳から練習すべきか
これは疑問に思う方も多いと思います。早ければ早いにこしたことはないかと思われがちですが、必要なタイミングで練習させるのがよいと僕は感じています。
その上で、いくつか留意したほうがいいと思う点があります。
○4歳くらいまではストライダーが良い
○ストライダーのペダル付きに移行するのもあり
○自転車は小学校高学年でも乗れる大きなサイズだと買い替えが少なくて済む
4歳くらいまではストライダーが良い
ご存知、ストライダーというペダル無しの小型自転車みたいな便利なものがあります。
これはうちも長男・次男と2歳くらいから使ってましたが、とても良い商品です。
ペダルがないので足でかき出すため筋力がつきますし、自転車で必要なバランス感覚も身につきます。
4歳くらいまでは自転車ではなく、ストライダーで充分だと思いました。
ストライダーのペダル付きに移行するのもあり
ストライダーの中にはペダル付きの「ストライダー 14x」という商品もあります。
我が家はこちらは使用したことは無いですが、公園で使ってる子どもを見かけてはかなり良さそうだなと感じていました。
ストライダーに慣れてスイスイ走れるようになってから、ペダルをこいでさらに長い距離を走るようになるのに簡単に移行できるように思います。
ちなみに、このタイプはストライダー公式ではない違うメーカーから出ているものもありますので、探してみるのも良いと思います。
自転車は小学校高学年でも乗れる大きなサイズだと買い替えが少なくて済む
そしてここが意外と盲点というか重要なんですが、子どもが自転車に乗ってどうするかというのを今一度考える必要があると思っています。
もちろん早く補助輪なしで乗れるようになるにこしたことはないのですが、例えば5歳児が5歳用の小さい自転車を買って乗れるようになったとしてもそのサイズの自転車、数年で使わなくなってしまうと思います。
5歳ではまだ体が小さいので、初めての自転車となると↑のようにかなり小さめのサイズを選ぶと思いますが、小学校高学年になるとこれは乗らないですよね。
また、そもそも5歳で自転車に乗れるようになる必要があるのでしょうか?
6歳未満の幼児であれば親の自転車に二人乗りが可能です。そもそも5歳が自転車に乗れたところで近所のスーパーにも行くのもきついと思います。
そう考えると、小学校低学年になってから高学年まで使えるようなサイズの自転車を買って練習するのが良いのでは?と僕は考えます。
補助輪を外すためにやった5ステップ
さて、前置きが長くなりましたが、そんなわけで次男は小学1年から2年になるくらいで補助輪を外しました。
そのためのステップを解説していきます。同じように補助輪を外して自転車に乗れるようにしたいと思ってる親の参考になればと思います。
まずは補助輪を付けてたっぷり走らせる
補助輪を外す前に、まずは補助輪を付けて走らせます。
これの目的としては、ペダルをこぐ感覚を身につけることと、自転車に乗って移動するスピード感やサドルの上から見た景色に慣れさせることです。
補助輪なしで足をつく感覚を覚える
次に補助輪を外します。
そして、サドルに座らせますが、このときにサドルの高さはなるべく低くすることがオススメです。自転車に乗れない子どもの恐怖心をなるべくなくしてあげます。
停まった自転車にまたがって座りペダルに足を乗せます、親が手で抑えた状態から離し、子どもが足を地面につけるのを繰り返します。
これは自転車が傾いても自分で足をついて転ばないという感覚を覚えさせる目的です。
右に傾いたら右足、左に傾いたら左足、と声をかけながらやると良いです。
ペダルを使わず両足を使って地面を蹴って進む
そして次に、ペダルを使わずに両足で地面を蹴って前に進む練習です。
この時、ペダルを外せるなら外したほうが邪魔になりません。うちのは固くて外せなかったので付けたままやりましたが、足が痛そうでした。。
「ケン・ケン・パー」という感じで、「パー」のところで足を広げハンドル操作と体のバランスでなるべく長く粘って進むようにします。これはストライダーに慣れていると割と簡単かもしれません。
リュックを背負わせて後ろからバランスとりながら走らせる
「え?リュック??」と思うかもしれませんが、ここでリュックが登場します。
よく自転車を練習する光景などで親が自転車のサドルなどを抑えながら進んでたりしますが、あれは自転車に変な力がかかってたり、逆にバランス悪くなってたりするのであまり効果がないらしいです。
そこでその代用として、リュックを背負わせ、そのリュックを上に引っ張るようにしてバランスを取るのです。これは僕もYouTubeで見て知った方法ですが、実際にやってみるとかなり効果的でした。
ここで親がバランスを取りながらも補助輪なしで走ることに慣れさせます。
一人でがんばってこぎ続ける
これが最後です。
先ほどのリュックを持ってバランスを取りながら走り、大丈夫そうであれば走ってる途中で手を離します。
最初はすぐにバランスを崩して倒れると思いますが、だんだん走れる距離が伸びてきます。ここで2番目にあったサドルに座りながら足をつく感覚が生きてきます。足をついて転ばないということがわかると恐怖心がやわらぎます。
そして、距離を伸ばすポイントとしては、「がんばってこぎ続ける」ことです。
当たり前ですが、子どもはちょっと危ないと思ったらすぐに足をつきたくなります。そこを踏ん張ってペダルをこぎ続けることでバランスが取れて先に進むのです。なので僕は「こぎ続けろ、こぎ続けろ」と声掛けをしてました。
まとめ
以上が僕がやった子どもが補助輪を外して自転車に乗れるようになるための5ステップです。
・まずは補助輪を付けてたっぷり走らせる
・補助輪なしで足をつく感覚を覚える
・ペダルを使わず両足を使って地面を蹴って進む
・リュックを背負わせて後ろからバランスとりながら走らせる
・一人でがんばってこぎ続ける
うちは1個目の補助輪で走るのは1日目にやって、2日目は2~5個目のステップで1時間半くらいで一人で乗れるようになりました!
どれも重要なステップでしたが、リュックでバランスを取るのと、「こぎ続けろ」の声掛けがかなり効果的だったと思ってます。
周りの友達も続々と自転車に乗れるようになってて「自分も…」というタイミングだったので、息子も嬉しそうでした。
ぜひ参考にしてもらえればと思います。
参考記事)
