DAZN(ダゾーン)により、2017年からJリーグの視聴方法は大きく変わりました。これまでJリーグは、スカパーとずっとタッグを組んで日本サッカー界を盛り上げてきましたが、2016年の秋にイギリスの動画配信大手『パフォームグループ(Perform Group)』と破格の大型契約を結びました。全試合放映権の契約は10年間で、総額約2100億円、年間の金額にしてスカパーの7倍くらいだそうです。。
そのパフォームグループが運営するスポーツ動画配信サービスがDAZNです。サッカーでは、Jリーグ以外にもドイツのブンデスリーガ、イタリアのセリエA、フランスのリーグアンと各国の試合がライブや録画で観ることができるのです。
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そして、2017年8月にはイングランドのプレミアリーグの放送開始も発表、その後もUEFAチャンピオンズリーグの放映権も獲得するなど着実にその地位を確立しています。
さて、このDAZNは、僕もそうですがこれまで「サッカーはテレビでスカパー」だった人にとって、どうすれば一番良い環境で観れるのかイマイチ分からないですよね。
僕も色々な視聴環境を試してみました。
その結果、「Amazon Fire TV Stick&テレビ」で観るのが一番良いという結論に至りました。正直もっと早く買っておけば良かったと思ってます。。今回はこれまで試した視聴環境などを比較しながらご紹介します。
なお、こちらのイーサネットアダプタを使うと有線LAN接続ができるようになります。安定した接続には持っておきたいですね。
目次
僕が試したDAZN(ダゾーン)の視聴環境
Amazon Fire タブレット
まずは元々持っていたFireタブレットで観ていました。
そんなに悪くはないです。画質も許容範囲ですし、動きの質も違和感ないですね。
家の中の好きな場所で気軽に見れるというメリットの反面、僕みたいに毎週1つのチームの試合をしっかり観るようなスタイルではテレビの大画面が恋しくなるなぁ、という感じでしょうか。
あとこれはうちの環境が問題なのかもしれませんが、このタブレットだと無線LANがあまり安定せず、iPhoneに比べるとクルクルなるのが難点。スポーツ中継においてこれが起きるリスクは限りなく減らしておきたいものです。
FIREタブレット | |
メリット | デメリット |
持ち運びが楽。 画質も悪くない。 端末代が安い。 |
性能があまり良くない(価格なり)なので動作が安定しない。 |
なお、今度発売されるNEWモデルのFIREタブレットは、Wi-Fiの通信規格が強化されているので、もしかしたら上記の無線LANの問題が解消されているかもしれません。
追記:2017年7月)
Fire HD 8を購入しました。上記でも触れているWi-Fiがデュアルバンドになったこと、画面サイズが大きくなっていることでとても快適になりました。
iPhone
手持ちのiPhone7でもたまに観てましたが、これは好きなチームの試合というより、他のクラブの試合をどんな感じかな?って何となく観る程度です。
やはり常に持ち歩いているスマホでの視聴は機動力では圧倒的にNo.1です。
でも、やはり画面の小ささと迫力とかに欠けますよね。でも一番の問題は、スマホで観てると他のスマホの操作が出来ないことなんです。僕は基本的に試合を観ながらTwitterもチェックしています。他のサポーターと一緒に観戦している気分になり、もう7年くらいこのスタイルです。これまではiPhoneを使ってツイッターを見ていたので、それが封じられるのは個人的には辛いのです。
iPhone7 | |
メリット | デメリット |
機動性ではNo.1。 動作の性能も良い。 |
画面が小さい。 視聴中にスマホの他の操作が出来ない。 |
ノートPC(テレビに出力)
じゃあやっぱりテレビでしょってことで、ノートPCでDAZNを開いてそれをHDMIケーブルで外部モニタとしてテレビへ出力してました。
これは解像度的な画質は文句なしでしたが、動作がどうももっさりしている・・。まあPCで再生しているものをテレビ画面に映しているので余計なロスが発生しているのでは、という感じです。
あとこれはうちの問題ですが、普段ノートPCを使っている使っているところとテレビが離れているので、わざわざ充電ケーブルごと移動させてHDMIケーブルとつなげないといけません。これが意外と面倒で億劫になってしまいます・・・。
ノートPC(HDMIでPC出力) | |
メリット | デメリット |
テレビの大画面で観れる | テレビまで持ち運ぶのが面倒 動きがもっさりしている。 |
行き着いたAmazon Fire TV Stick
そこでついに、Amazon Fire TV Stickです。
【追記】この記事を書いた当初は旧型のFIRE TVを使っていましたが、2020年1月現在は新型を使っています。(写真は新型を載せています)
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決め手は有線LAN接続
検討する候補としては、Chromecast(クロームキャスト)もあったのですが、決め手になったのは「有線LAN」です。僕はTVで観るのであれば、少しでも画質が良く、映像のディレイを少なく、というのが求めるところで、そのためにはちょっと値段が高くなくても良かったのです。メモリが1.5GBあるのもライブ動画再生においては効果を期待しました。Fire TV Stickに関してはAmazon公式でも「1.7GHzで動作する新しいプロセッサーの搭載により、従来のFire TV Stick(第2世代)と比較して、パフォーマンスが80%以上向上」とあります。
そのために色々調べて、FIRE TVと有線LANをつなげられるイーサネットアダプタを選びました。
Fire TV Stick 4Kの付属品
4Kに対応していないモデルもありますが、どうせならと思って4K対応を選びました。
付属品はこんな感じです。
シンプルで分かりやすい説明書。
そして、イーサネットアダプタはこんな箱に入っています。
普通の変換ケーブルといった感じです。
イーサネットアダプタとFire TV Stickを使う場合は、電源ケーブルはこのイーサネット側に接続します。
なので、差す端子はLANケーブルと、電源ケーブルとなります。
実際に差すと、↓こんな感じ。
Fire TV Stickとつなぐとこんな感じ↓。
ちなみに、Fire TV StickにはHDMI拡張ケーブルが同梱されており、HDMIポートに直接差し込めない時用に使います。
↑こんな感じでぐにゃっと曲がります。
テレビのどこにHDMIポートがあるかですが、うちの場合は側面に差すので↓のような感じで直接差せます。
HDMI拡張ケーブルを使うと↓のような感じになります。
Fire TV Stick自体は全然軽いのでこんな感じでぶら下げても全く問題なさそうです。
そして、リモコンは↓こんな感じ。
従来型のFire TVのリモコンに比べるとボタンが増えてますが、テレビ自体の操作もできるようになってます。
結論、DAZN再生にはベストと実感
写真だととても分かりにくいのですが、映像の画質、再生した時のカクカクさ、ディレイ、アプリケーション自体の操作性、どれをとっても申し分無く、最高でした。
昨年までスカパーで観ていた感覚とほぼ同じです。
下の動画は実際にDAZNでサッカーの録画放送を視聴し、再生⇒早送り⇒再生と繰り返したのを録画したものですが、とてもスムーズだというのが分かっていただけると思います。早送りは3段階あり、ボタンを押す回数で切り替えられます。ネット回線で観る放送だと読み込み直すのにローディングの時間がかかるイメージがありますが、ほぼロード時間が無いのが驚きです。
正直、なんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔しました。
これでFire TV Stickでは、スポナビライブやAmazonプライムビデオを始めとして、その他映像コンテンツも楽しめるので本当に言うことないです。
値段はChromecastに比べると少々高めですが、それでも少しでも高画質、ディレイを少なくするためには必要な投資だと考えています。
なお、付属品としてHDMIケーブルが入っていないため、自分で購入する必要があります。こちらもハイスピードのものを選びました。
「DAZNでJリーグやプレミアリーグなどのサッカー観戦をテレビで高画質に」という需要に対しては、ベストアンサーではないかと思っています。
Amazon Fire TV Stick | |
メリット | デメリット |
テレビの大画面で観れる 動作も快適、画質もキレイ |
金額が若干高い |
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なお、こちらのイーサネットアダプタを使うと有線LAN接続ができるようになります。安定した接続には持っておきたいですね。
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