僕はビールが大好きです。
飲むのももちろん好きですが、ビールという飲み物の存在自体が好きだったりします。
「若者のビール離れ」と言われるように自分の周りでも飲み会でビールを飲む人は少なくなってる印象ですが、それでも今なお多くの人を魅了し、色々な市場を拓いているビール。
よなよなエールなんかも美味しいですよね。以前こんな記事も書いてました。
そんなビールの魅了の一つが、種類の多さですよね。あまり普段ビールを飲まない人には分かりにくいかもしれませんが、同じように思えて全然違うのです。
その範囲は世界にも広がり、世界中の各国で特色の違うご当地ビールかあります。
僕はこんなビール図鑑も持っております。(笑
ラガーとエールといった大きな発酵方法の違いを始め、代表的な各国ごと各銘柄の特徴が開設されています。
↑このボリュームですからね(笑。
今回は、そんな僕が買った「世界のビール12本飲み比べギフトセット」を実際に撮った写真とともに一本一本解説していきたいと思います。
目次
世界のビール12本飲み比べギフトセット
便利なもので、僕みたいなビール好きのために、ご丁寧に世界のビールをまとめた飲み比べビールセットが販売されています。
こんな感じの一本ずつの解説も入っているので初心者にも嬉しいです。
なお、こういったセットはいくつも発売されてますので、色々と組み合わせを選んでみるのも楽しいですね。
それではここから先は、一本一本みていきましょう~。
カールスバーグ(デンマーク)
カールスバーグというとサッカーというイメージも強い人もいるかと思いますが、色んな大会、クラブにスポンサードしている世界第4位のビールメーカーです。
麦芽とホップだけのクラシックビール!独自のアロマホップエキスによる爽快で華やかなホップの香りと余韻にしっかり感じるモルト感のバランスが秀逸!若者が集まるクラブシーンで定番のグリーンボトルもオシャレで世界中で愛されています。
世界のビールギフト 解説紙より
味はスッキリとした飲み口で、典型的なラガーですね。この味がスポーツ観戦などで最適なんだと思います。
スタロプラメン(チェコ)
ピルスナー発祥の地とされるチェコ。一人当りのビール消費量が18年連続世界1位というビール大国です。その首都プラハでNo.1を誇るのが、このスタロプラメン!ダブルデコクション製法による麦100%のコク深い味わいは流石!
世界のビールギフト 解説紙より
ピルスナーとは日本人にも馴染み深い金色のラガービールの種類ですね。なんと世界で飲まれるビールの7割を占めるそうです。
このスタロプラメンのお味は、まさにピルスナーというスッキリとした飲みやすい喉越し。その中にほのかに感じるフルーティーというところですね。
ちなみに、僕はその昔チェコ人の友達がいましたが、彼らは本当にビールの消費量がすごかったですね(笑。彼にチェコ式の乾杯を教えてもらって、それは今でも覚えています。
①グラスの上部同士を当てる
②グラスの下部同士を当てる
③テーブルにコンっと当てる
④ナズドラヴィー!(健康のために)と言う
これは結構カッコよくて周りでも流行ってました。
レーベンブロイ(ドイツ)
1983年レーベンブロイは日本初のライセンス生ビールとして発売。レーベンブロイ社の伝統的な醸造法に従い、アサヒビールの技術で国内生産しています。麦芽100%ならではの芳醇な香りとまろやかなコクが特長。600年以上の歴史を持つ本場ドイツのビールです。
世界のビールギフト 解説紙より
レーベンブロイは有名ですよね。ドイツは法律でビールの原材料が、麦芽・ホップ・水・酵母のみと定められているので、とてもクリアな味がする印象です。それでいてまろやかな口当たりが飲みやすいビールですね。かなり王道なビールだと思います。
ボルダム ダブルモルト(スペイン)
ダム社のプレミアムビール、ボル・ダムは強いコクと風味が特長。この力強さは、モルトを2回追加し、夏でもビールの発酵を続けるダブルモルト製法によって生まれます。国際ビールコンペティション金賞をはじめ、国際的なコンテストで多くの受賞歴を誇る、ブルワリーのとっておきビールです。
世界のビールギフト 解説紙より
こちらはスペインのビールです。
見た目は割とヘビーな感じで名前も「ダブルモルト」ですから結構重い感じなのかと思いきや、結構さっぱりしています。それでもやや甘い風味と苦味は少なく、アルコール感も他のビールに比べるとあるかな~という感じですね。
コロナ エキストラ(メキシコ)
日本の輸入ビールブランド第1位ともいわれるプレミアムメキシカンビール。真夏の太陽が似合う、軽やかな口当たり。爽やかですっきりとしたのどごし、やさしいフレーバーで飲みやすく、ライムを搾ってさらに美味しい♪
世界のビールギフト 解説紙より
言わずとしれたコロナビールですね。これは↑の説明にもあるように太陽の下で瓶ごと飲むイメージです。ちなみに日本ではレモンを入れて飲むことが多い気がしますが、本場メキシコではライムを入れるようです。
味はもうイメージ通り、スッキリさやわか!グイグイ飲んでいく感じですね。
シェッファーホッファー(ドイツ)
オーストラリア国際ビール賞2001でグランドチャンピオンに輝いたのをはじめ多くの国際コンクールで受賞歴のある実力派ブルワリーが造る小麦ビール。バナナのようなフルーティーさ、シトラスのような爽快な酸味が魅力の飲みやすい白ビールです。
世界のビールギフト 解説紙より
ドイツの白ビールです。あまりのどごしはないですね。コクはまあまあです。後味はほのかにフルーティーな感じです。
癖がなくとても飲みやすい白ビールですね。
ラーデベルガー(ドイツ)
ドイツ帝国初代宰相ビスマルク御用達の栄誉あるビール。ザクセン王が「王のビール」に指定した経歴も。1872年創業の老舗で、ピルスナーとしてドイツ最古のブルワリーのひとつです。伝統的ドイツビールを踏襲した麦芽100%の最高級プレミアムピルスナー!
世界のビールギフト 解説紙より
これもとても飲みやすいビールです。刺激が少なく、スッと飲めます。後味もスッキリしていますが、苦味はちょっとありますね。この麦っぽさは流石ドイツのピルスナーという感じです。
イネディット(スペイン)
世界一予約のとれないレストランと言われたエルブジ監修の高級ビール。”セレブを迎えるためのビール”がコンセプトのこのビールは、スパイスのデリケートな香りや柑橘フルーツを思わせるエレガントなアロマで、まるでシャンパンのよう♪
世界のビールギフト 解説紙より
情熱の国スペインのビールです。これは飲んですぐ感じるオレンジの香りが特徴です。ビンはだいぶ重厚感がありますが、味は全然しつこくなく、スルスルっと飲めるビールですね。
ブルーケトル(フィリピン)
ビールの醸造ポットのモチーフが描かれたブルーケトル。オレンジがほのかに香る、新鮮で滑らかな飲み口が特徴。ライトボディで飲みやすく、オレンジエッセンスによる芳醇な風味が癒やしの時間を与えてくれます。二杯目以降も飲み飽きしない魅力的なビールです。
世界のビールギフト 解説紙より
フィリピンのビールですが、こちらもオレンジの香りがほんのりしてきます。いわゆるビールが苦手な女性でも飲みやすいのではと思います。色味もマイルドでキレイですね。
エストレージャ・ダム(スペイン)
スペイン、バルセロナにて絶大な人気を誇るビール。FCバルセロナのスポンサーでもあり欧米での知名度は抜群。日本でもスペインバルですっかりおなじみです。クリーミーな泡立ちと爽快な喉越しのピルスナーです。
世界のビールギフト 解説紙より
こちらのスペインビールは、あっさりピルスナーです。クセな少なく、グイグイいける感じです。炭酸がそんなに強くないので、今回の12本の中でもかなり飲みやすいほうだと思いますね。
レオビール(タイ)
東南アジアらしいヒョウ柄ラベルが特徴のレオビールが新入荷。なんと本国タイではあの「シンハー」よりも人気があるそうな。一口飲むと爽やかな味わいが口に広がり、のど越しもスッキリで、暑い夏にピッタリの一本です。黄金色の綺麗な色合いと、柔らかな麦の香りも特徴。スパイシーな料理と合わせるとその爽快な味わいがまさにぴったり。
世界のビールギフト 解説紙より
ザ・スッキリなタイのビールです。後味が独特の苦味(個人的にはちょっと草っぽい感じ・・)があり、そこは好みの別れるところかなと思います。パッケージがまさに東南アジア!って感じで面白いですね。
ヒューガルデン ホワイト(ベルギー)
世界中で愛され、圧倒的なシェアを誇るホワイトビール。小麦を使った淡いレモンイエローの輝きで、ビールとは思えないフルーティーな美味しさ!コリアンダーやオレンジピールによりスパイシーさも感じられ、複雑さと爽やかさを味わえます!
世界のビールギフト 解説紙より
ホワイトビールの代名詞とも呼べるヒューガルデン。苦味や炭酸感が少なくフルーティーな味わいなので、普段ビールを飲まない人にも飲みやすそうです。ちょっとスパイシーな後味もまた飲んでて飽きさせないポイントですね。
まとめ
駆け足で12本を紹介してみました。これだけあると飲み比べていて楽しいですね。
全体的に飲みやすいものが多いです。こういったセットにはあまり癖がある個性派というよりは、広く大衆に受けるものが選ばれるのでしょうが、さすがにメジャーどころはそれぞれ特徴がりながらも、1本すぐに飲み切っちゃう美味しさでした。
こういったセットはいろいろと種類が出ていますので、また試してみたいと思います。