先日、次男(5歳)ととある待合室にいるときに偶然手にしたこの絵本。
最初は写真がキレイだな~と思って見ていたのですが、よくよく読むと内容も素晴らしく見入ってしまいまいた。次男も楽しそうに見ていました。
この時に手にしたのは「フランス」でしたが、これが忘れられなくて家に帰ってこのシリーズについて調べ、一気に買ってしまいました。
この記事では、僕が一目惚れしたこの「世界の友だち」シリーズについて書いていきます。
写真絵本『世界の友だち』シリーズ
このシリーズですが、全36冊で1冊1国の1人の子どもに焦点を当て、その暮らしを深く見つめていきます。偕成社創業80周年を記念したシリーズだそうです。
「世界のともだち」は、36か国の子どもたちのくらしを紹介する全36巻の写真絵本です。写真家が現地へおもむき、各国の子どもたちの家庭や学校、遊びに密着して写真を撮りおろしました。美しい写真と楽しいイラストで構成した、偕成社創業80周年を記念したシリーズです。
ポイントは、写真家が直接その国へ行って子どもと家族に密着し、その写真家が文章まで書いている点でしょう。これでクオリティが段違いに上がっている気がします。
ちなみに、この「世界のともだち」シリーズですが、1986年から3年をかけて刊行された「世界の子どもたち」シリーズの21世紀版らしいです。
こちらに編集部のかたの想いが語られているのですが、なるほどこれを読むとあの気持の入った仕上がりになるのも納得です。しっかり丁寧にプロが作っている。
子どもが国際感覚を身につけるのにぴったり
先日も、こんな記事を書いてますが、

僕は自分の子どもたちに国際感覚を身につけさせたいと思ってます。この絵本を初めて読んだときに、写真が多く難しい言葉は使わず、しっかり漢字にふりがなもふってあり、子どもでも飽きずに読めそうだなと思いました。
そして、子どもにとっても自分と同じくらいの年代の外国の子どもがどう生活しているのかが分かるので興味を持ちやすいです。興味の入り口としては自然に外国を知ることができ、国際感覚がみにつくのではと思います。
地球儀で実際の国の位置を見て、日本とどれくらい離れてその子が暮らしているのかが分かるのかも良いですね。
僕は「世界のともだち」第二期を買いました
ということで、僕は第二期を買いました。
なんといっても全36冊ありますからね。一気に買えません・・。かといってバラバラと買うのもな~ということで、12冊ごとに第一期、第二期、第三期とまとめ買いすることができます。
1冊が1800円ですから、12冊だとかなり良い値段がします。ただ、子どもに良質な教材をと思えば安いものです(汗)。
それぞれのシリーズで載っている国名をずら~と見ながら、どれがいいかを選びました。第二期の国は、
こんな感じです。
大きな決め手は、やはり僕が大好きな「イギリス」が入ってることと、サッカー大好き少年が登場する「南アフリカ共和国」があることですかね。
イギリスは、元気な女の子が主人公。
家族の様子が伝わってきます。
南アフリカ共和国は、サッカー大好きな少年が主人公。
僕の子ども(長男)もサッカーをやっているので、サッカーという共通点で見れるという点で興味を持ってくれるのかなと思いました。
実際、この作戦は成功し、さっそく長男はとても興味深くこの本を読んでました。普通にしてると、南アフリカ共和国の子どもの暮らしを知る機会はなかなかありません。どういう毎日を過ごして、どういう考え方をしているのか、絵本で知れるのはとても良い教材です。
この絵本は、読み物だけでなく教材としてもしっかりしていて、
家庭での食事や学校の様子、街や民族についてなど、その国について抑えるところをしっかり抑えているのも魅力です。
こうやって基本的なデータもまとまっています。
住んでる家は、イラストの図が載っていて分かりやすいです。
まとめ
本当に質が高い絵本です。
子どもに「外国」「海外」に広がる日常世界を見せるには最適だと思います。こういうのは映像という選択肢もあると思いますが、個人的にはあえて「絵本」というスタイルが子どもの想像力を掻き立てるので良いと考えてます。
実際うちの子どもたちも楽しく読んでますし、あの時に偶然待合室でこの本に出会えて良かったです。
まだ第二期の12冊しか持ってませんが、他の第一期、第三期も楽しそうな国が並んでますので、いずれは全巻制覇したいなと思ってます。
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