ブログを書いている人であれば既に読んだ方も多いと思いますが、人気ブロガー代表とも呼べる「わかったブログ」を運営するかん吉さんによるブログの教科書です。
この本は、とてもすごいボリュームですがどのページをとってもブログ愛に溢れています。ブログを書くことの重要性、ブログでどれだけ人生が変わるか、良いことが起きるかが書かれていています。
手に取った理由
僕もこのブログを昨年秋に始めましたが、やっぱりブログを書いている以上はたくさんの人に読んでほしいと思っています。
僕は仕事がWEBプロデューサーですので、Wordpressなども実際に仕事でも扱ったりします。ただし僕はデザイナーでもプログラマーでもないので知ってるようでちゃんと知らないことが多々あって、自分でももっと色々触って発信しようと思ったのがブログを始めた理由の一つです。
そして今まで色々と本業での知識や、ネットの情報を拾って得た知識をもとにブログを作ってきましたが、改めて少し体系的にブログというものに向き合いたい、と思って手に取りました。(電子版ですが)
子育てで得たものを資産に
このブログのメインテーマは「育児」です。
現在、2人の子どもを育てていますが、子育てから学べることは本当に多いと実感しています。そして、この育児から学んだことというのは自分自身の行動に対しても応用が効くことであったり、仕事で部下と接する時に重ねられることも多いことに気付きました。
そういう気付きはしっかりアウトプットしないとなーと、長男も5歳になってようやく思い、ブログにして書いています。
このかん吉さんの本にも、
日々の生活や仕事、趣味でチャレンジしたことをブログに書き残していきましょう。経験の記録は必ず他の人の役に立ちます。自分の実績にもなります。
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と、「過去の活動は資産になる」と書かれています。
僕も子育てを通じて得たものをしっかりと資産に残していきたい、そしてそれを読んでくれた少しでも多くの人の役に立てば、と改めて思いました。
見習いたいブログ愛
また、この本の中で繰り返し強調されているのが、読者の為に尽くすこと、そして信頼を得るということです。
ブログはいきなり収益化を目指すのではなく、まずは読者のために全力を尽くすことが大切だと。読者が増えれば、収益は後からいくらでもついてくるのです。
はじめに
優秀な店員やセールスマンなら、いきなり商品を売り込んだりしません。まずはお客さんとしっかりコミュニケーションをとり、「このお店は(人は)信用できる」と感じてもらうところから始めます。ブログも同じです。
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自分に尽くしてくれるものに、人々は集まります。仕事でも、生活でも、予想以上のサービスをしてあげると、相手から信頼されるようになります。
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面白いものを紹介し続けると「この人はいつも面白い情報を持っている」という信用につながります。
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こういったまず読者を大切にする姿勢にとても「ブログ愛」を感じます。そしてこの姿勢がやがてしっかりとしたマネタイズにもつながるんでしょうね。
ふと自分も仕事において、メンバーに「それ本当にクライアントのためになっているの?」なんて聞いたりもしますが、目先のことばっかりではなくしっかり相手・読者にとって良いものを提供する姿勢をブログでもしっかり持ちたいなと思った次第です。
まとめ
僕のようにブログ初心者の方も、もう既にブログを長く書かれている方も必見のブログの教科書ではないでしょうか。WEBにあまり詳しくなくてブログを書き始めた方も、本の中には色々なツールの紹介などかなり具体的ですぐに試したくなる内容も盛り込まれているので、とても役に立つと思います。
実際読んでみてテクニック的なところはもちろんたくさん参考になりましたが、個人的には上に挙げたように、自分にとってのブログというものを改めて考えることになり、書くことのモチベーションがとても上がりましたね。
これからもブログ運営、コツコツがんばっていきます!
※そういえばこの商品紹介ブログパーツを作成されているのもかん吉さんでした!