8歳と4歳の子供を知的に育てたいと思っているわけですが、前々からやらせてみたいと思っていた将棋をはじめました。
購入したのはこちらの入門セットです。
この記事ではなぜ将棋をはじめさせたのかや、将棋が子供に与える影響、この「ステディ将棋」の紹介などを僕が感じるところで書いていきたいと思います。
目次
なぜ将棋なのか
将棋は言わずとしれた頭を使うゲームで、先の先を読んで一騎打ちで戦うゲームです。しかも、運による要素がありませんので実力での戦いです。
最近では、藤井聡太四段の活躍もあって再び将棋がブームだと聞きます。
思えば、僕が子供の頃はちょうど羽生善治さんがデビューして一世を風靡していた頃でした。自分はそれほどのめり込みはしませんでしたが、小学校や家で将棋はやっていました。なので将棋がどれくらい頭を使って、先の先を読んだり、全体的な駒の位置などを把握してないと勝負にならないかなどは分かっていました。
これまでも色々と知育系は試してみましたが、将棋に関してはなかなか手を出せていませんでした。その理由は、「ルールを教えるのが難しい」というところがハードルになっていました。
子供の入門用にぴったり「スタディ将棋」
将棋がいくら子供の知育に良さそうと思っても、難易度が高いとゲームにならずすぐに飽きてしまいそうです。なのでいかに簡単にはじめられて、ルールを覚えられるかが重要だと思っていました。
それで探して行き着いたのがこのスタディ将棋です。
駒の動かし方が直感的に分かる
パッケージの裏はこんな感じです。
パッと見てわかるとおり、それぞれの駒にどの方向に進めるか矢印が書いてあるのが特徴です。将棋の特徴であり面白さの大部分がその駒の種類の豊富さと、それぞれの特性の使い分けといったところですが、それ故に覚えて使いこなすのが初心者にとってはハードルが高く、ましてや子供にとってはかなり難しいところです。
それをこのスタディ将棋は解消してくれます。
しっかりした天然木製
このスタディ将棋、初心者向けの入門版ですが、よくあるマグネット製やプラスチックではありません。
ちゃんと天然木でできているんです。
↑こんな注意書きも入っていました。
乾燥剤まで入ってます。
ちなみに、駒も盤面も木なので、指すと「パチンっ」と気持ちの良い音がします。
収納性もOK
それでいて収納性もしっかりしています。
盤面を折りたたみ、駒はもちろん中に収容可能で、「あける」「しめる」のストッパー付きです。
盤面の四隅にはフェルトの滑り止めがついてるのも嬉しいです。
入門書が付いてます
初心者に嬉しい入門書も付いています。
中身は、それぞれの駒の特色や動きについての解説にはじまり、
将棋の醍醐味である「成り」についての説明などがわかりやすく解説されています。
あとは勝負に勝つためのポイントなどがかかれていて、なかなかのボリュームです。
将棋が子供に与える影響についての実感
このスタディ将棋を買って数ヶ月経ちました。
うちは8歳長男と僕が週末に少し対局するくらいですが、確実に回を重ねるごとに強くなっているのを実感します。
もう8歳なので、ゲーム全体のルールの理解が早いのと、↑この進む方向が一目瞭然の駒のおかげですぐにちゃんとした対局になりましたね。
ただ、やはり全体感を掴むのは難しいようで、攻めに集中してると思わぬところで大事な駒を取られてしまったりと詰めが甘いところが多かったですね。(まあ始めたばかりなので当たり前ですが・・)
あとは攻めて「詰む」というパターンや感覚を実際に味合わせるのが有効ですね。そういう意味では詰将棋をやるのも上達の近道だと思いました。
将棋は相手が考えてる時間に自分も考えたり、間が多いのでそこでの忍耐力・我慢比べの要素も大きいですね。これは他の遊びではなかなか味わえないものだと思っており、将棋ならではのメリットだと感じます。
ちなみに、息子の将棋は順調に成長しており、先日は「パパに将棋で勝ったら、Nintendo Switchのソフト買ってあげる」という約束をしたところ、速攻で負けました。あの時の子供の気迫はすごかったです。。
これからも将棋を続けて先の先が読めるような思考を身につけられるといいなと思ってます。
あとうちの子供は以前も書いたブロックスが相変わらず強くて、未だに僕は全然歯が立たないのです。