遊びながら、子どもの頭が良くなる。
そんな都合の良いことがこの『賢人パズル』ではできるんです。
賢人パズルを買ってちょうど2年くらい経ちます。長男が3歳9ヶ月くらいの時ですね。それからうちの家で本当に愛用しているオモチャで、載せている写真を見てもらえれば分かると思いますが、ボロボロです。こんなになるまで飽きもせず、遊び続けています。
賢人パズル
カラフルな7つのブロックで木製プレートの上に立方体を組み立てます。
56種類のパターンを掲載したテキストブックを参考に、柔軟に頭を使いましょう。上級レベルは大人でも頭を抱えるほど難易度が高く、夢中で遊ぶうちに脳が活性化されます。立方体が完成したときの満足感が繰り返しチャレンジする意欲を引き出し、忍耐力と集中力を養います。
対象年齢は3歳からということです。
古代ギリシャ?
なお、パッケージ右上に堂々と「古代ギリシャからの知の贈り物」と書いてありますが、付属のテキストブックによると、
ソクラテス・プラトン・アリストテレスらのギリシャ哲学者は、「知は徳なり」と、人々に考えることや学ぶことの大切さを説きました。
「なぜだ?」時の権力者に挑む勇気を持ったのは、人類の歴史上、古代ギリシャ人が最初です。その勇気がデモクラシーを誕生させたのです。思考する力が知となり徳となって新しい社会を築き上げました
一人ではなく、多くの人々によって統治される社会では、生きていく術を、自らの生活を改善する方法を、自分たちで考え、創り出さなければなりません。
思考力や倫理力が輝きを増した古代ギリシャ。混迷する現代社会に生きる私たちも自ら考え、行動する「脳力」と「知恵」が求められています。
ということで、古代ギリシャで使われていたパズルというよりは、「思考力」や「論理力」の象徴として古代ギリシャが用いられているようです。ただ、コンセプトは非常によく伝わりますね。
ブロック紹介
ここからは、7つのブロックを紹介します。
紫。このねじれの使い所が難易度高いのです。
黄色。一番眩しい色してます。
黄緑。3個で構成されている最小ブロックです。
水色。いわゆる凸です。
緑。個人的には最後の1つでハメると一番気持ちいい。
赤。何だか落ち着かないキャラクターですね。
茶色。形のとおり非常にどっしりしています。
テキストブック
遊び方としては、付属のテキストブックに01番から56番までの問題が載っていて、それに従ってブロックを組み立てていきます。
なお、CHALLENGE LEVELという難易度が3段階で付けられています。
まず、CHALLENGE LEVEL★はこんな感じです。テキストの順番に従って組み立て、あと1個というところまできてるので、なんてことはないです。3歳児向けですね。順番をなぞって組み立てることに意味があるのです。
CHALLENGE LEVEL★★になると、こんな感じで残り2つ、3つのところになります。
それがCHALLENGE LEVEL★★★の最後のほうは、1個置いてあるのみでほぼフリースタイルです。これはなかなか大人でも難しいです。
組み立て
木の感触がとても心地よく、出来上がっていく過程も気持ち良いです。
子どもが使ってみて
僕は長男が3歳9ヶ月くらいの時に買って使わせてますが、最初からとてもとっつき良く遊んでました。おそらくこのカラフルな色使いが良いのではと思います。
最初の頃は、当然レベル1から一緒にアシストしながら組み立てていくのですが、やっぱり最後立方体になった時はとても喜びます(笑。分かりやすい達成感が味わえるのでしょう。
ちなみに、そんな長男も今は5歳9ヶ月ですが、先ほどあったCHALLENGE LEVEL★★★の1個スタートのやつも、数分で組み立てるまでに成長しました。かなりの賢人パズルマスターです。
冷静にやってるところを観察すると、瞬時に頭でブロックを選んで、実際に充てて試してみて、ダメならまた頭で考え、というのを短時間で繰り返しているのがわかります(笑。きっと古代ギリシャ流の「能力」と「知恵」が鍛えられていると思います。
ちなみに、最近は1歳9ヶ月の次男も賢人パズルを積木代わりに遊んでます。文字通り積み上げるだけですが、崩しては「キーキー」言ってます(笑。