僕はJリーグの川崎フロンターレをもう10年にわたって応援し続けています。息子は、上がもうすぐ7歳、下がもうすぐ3歳になるのですが、この半年で完全にフロンターレサポーターになりました。
下の記事にとっかかりを書いていますが、それを含めてこの半年近くでどうやって息子がサポーターになっていったか、そして子どもがサポーターになって良かったと感じている点をまとめていきます。
目次
息子がJリーグクラブのサポーターになるまで
上で紹介している記事が2017年8月19日です。今読み返して自分でもちょっと驚くのですが、当時の長男は全然フロンターレに興味が無かったんですね・・・。今のハマり具合からするとわずか5ヶ月足らずの出来事とは思えません。
そしてその後は、10月8日、10月14日、10月29日、11月4日、11月18日、12月2日と6回も立て続けに川崎フロンターレの試合を観戦に行きました。
観に行くごとに本当に子どもの目が輝いて、本当にサポーターになってきたなーという実感がありました。
8月に始めて行ってから普段意識していたことといえば、
・応援歌を家の中でも流す
・クラブの応援番組を毎週見る
・サッカーについての話をする
というところです。
応援歌を家の中でも流す
家の中でもYouTubeなどでよく応援歌を流してましたし、こちらからも「中村憲剛の歌をうたって」とかお風呂に入りながら一緒に歌ったりしました。Jリーグは試合中にだいたいずっと途切れなくサポーターが応援歌(チャント)を歌ってますので、歌を覚えると試合観戦がぐっと楽しくなるのでこれはオススメです。
クラブの応援番組を毎週見る
JリーグのクラブはだいたローカルTV局で応援番組を放映していると思います。川崎フロンターレであればテレビ神奈川で「ファイト!川崎フロンターレ」という番組が毎週金曜日にやっています。これは完全にサポーター目線で作られている番組なので見ていて単純に面白い(というか気持ちいい)ですし、選手の人柄などにも触れることができるのが良いです。
サッカーについての話をする
普段の何気ない会話の中でもサッカーの話に関連付けます。例えば、5という数字が出たら「5番って誰だっけ?」という感じで背番号当てクイズにしたり(笑。また、うちはよく週末に公園でサッカーをして遊ぶのですが、その時に前の試合で決まったゴールを再現してみたり、それで家に帰って試合映像をまた観直してみたり等、日常にサッカーが多く登場しました。
また、運がよく2017年は川崎フロンターレがJリーグで優勝することができましたので、全体的に僕自身も含めて盛り上がっていたのも大きいですね。そんな感じで息子も立派なフロンターレサポーターになりました。今は新シーズンの開幕が待ちきれない様子です。
子どもがJリーグクラブのサポーターになるメリット
さて、ここからが本題ですが、Jリーグクラブのサポーターの息子を持つ僕が感じた、子どもがサポーターになることで得られるメリットをまとめていきます。
・他人を応援する心が養う
・理不尽さを知る
・地元に愛着を持つようになる
・地理感覚が身に付く
・スポーツが好きになる
一つずつ見ていきましょう。
他人を応援する心が養う
自分本位ではなく、他人と関わり応援するという心は大事だと思っています。仕事などでも通じますが、人生のだいたいの物事はチームプレイです。他人に興味を持ち、どう接していくのか、こういった部分が大人になると俗に言うコミュニケーション能力に直結するのですが、その根っこになり得るのがこの「応援」という感じではないかと思います。
勝っても負けても自分には直接影響しないのに、自分の感情を大きく揺り動かして応援する、それができる心を子どもの頃から養うのはとても大きなメリットだと思います。
理不尽さを知る
一方で、応援したからといって必ず勝てるわけではありません。
そういった意味で、自分の思い通りにいかないことも多いということを思い知ることができます。僕も息子と一緒に2017年のルヴァンカップ決勝、川崎フロンターレ対セレッソ大阪を観に行き、敗れた帰り道で子どもと会話していました。
長男「どうしてこんなに応援したのに負けちゃったの?」
僕「フロンターレが勝ちたかったのと同じように、相手も勝ちたかったんだよ。それで今回は相手のほうが勝ちたい気持ちが強かったんだね」
長男「でも悔しいよ」
僕「その悔しい想いは選手も同じで、これでまたフロンターレは練習いっぱいやって強くなるよ。今度は勝つよ」
といった具合で、勝負ごとは相手もいて自分たちが勝とうとしても勝てないこともあるということが実感を持って分かるのは良い経験ですね。
地元に愛着を持つようになる
Jリーグのクラブは地元密着型です。ここでは詳しく紹介できませんが、川崎フロンターレも地元での色々な取り組みをおこなっています。他のクラブも同様だと思います。
また、我が家のようにその地域に住んでいなくてもスタジアムに足を運ぶことで自然とその街へ行き、色々な消費活動をすることになります。きっと長男も大きくなって住んだことがなくても川崎という街が大好きになっているはずです。
地理感覚が身に付く
JリーグはJ1で18クラブあり、さらにJ2・J3と様々な地域にクラブがあります。基本的に「川崎+フロンターレ」や「鹿島+アントラーズ」のように「地名+ニックネーム」でクラブ名となっています。地名と日本地図をセットにして子どもと話することで、地理感覚が身に付きそうです。また、J1とJ2は毎年3クラブが入れ替わるので、年々覚えられる地名も増えていくのが良いですね。
今後は年に一回くらい、地方のアウェイゲームも小旅行で家族と一緒に行くのも楽しそうだなと妄想しています。
スポーツが好きになる
やっぱり観ていると自分でもやりたくなるものです。
このブログでもたびたび書いていますが、サッカーボールやサッカーゴールやスパイクを揃え、週末はよくサッカーをしています。その頻度や熱量は、長男が川崎フロンターレを好きになっている度合いと比例します。言うまでもなく子どもの頃にスポーツをやるのはとても良いことで、自分から前のめりで取り組むきっかけを作れたことは嬉しく思います。
まとめ
Jリーグはファン層の拡大に積極的です。
この記事でも紹介されていますが、女性や子どもに対してとても手厚かったりします。分かりやすいのが、子どものチケット代です。川崎フロンターレの場合、自由席のシーズンチケットがたったの2,000円です。これで20試合観れるので、1試合あたりなんと100円です(笑。まあもちろん親が来ることを狙ってというのもあるでしょうが、随所で子どもでも楽しめる仕掛けにしているのは伝わってきます。
子どもがJリーグを好きになって、お気に入りのクラブを応援することはとても大きなメリットがあると思いますし、人生を豊かにするものだと僕自身の経験として感じています。(僕は大人になってからハマったタイプですが)
これからも子どもと一緒にJリーグ、川崎フロンターレを応援していきたいと思います。
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