噂のナイキの厚底シューズ、「ズームX ヴェイパーフライ NEXT%」を購入しました。
2020年の箱根駅伝でも大変話題になっていたこのランニングシューズ。なんと走った全210人中177人がこの靴を履いていたというから驚きです。そして10区間中7区間で新記録が出たというのですから、そりゃ話題になります。見た目も派手ですしね。
その後も、ワールドアスレチックス(旧国際陸連)が新規則でこのシューズの使用を禁止するかもしれないというニュースも話題になりました。
ランニングシューズがこれだけ話題になるのもすごいです。
そして、僕も市民ランナーの一人としてはやはりこのランニングシューズに興味を持つものです。
ということで気になりすぎて買ってしまいました。
なのでこの記事では、その履き心地、サイズ感や実際に走った感想などをレビューしていきたいと思います。
ナイキの厚底シューズ「ズームX ヴェイパーフライ NEXT%」
まずこのランニングシューズですが、日本の箱根駅伝だけでなく、世界のマラソンシーンでも席巻しており、厚底ブームを起こしています。そしてその厚底ランニングシューズを履いたランナーがこぞって記録を更新しているのです。
その秘密は、高反発のカーボンプレートを採用したミッドソールです。反発力のあるカーボンファイバープレートをあの厚底の中に組み込んでいて、走る時にフォアフット(前足部)に体重をかけると、カーボンプレートに力が加わり反発するということです。
世界トップクラスのランナーたちが、このシューズを履いてレースに出場するのには理由があります。Nike最速を誇るナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%には、Nike ZoomXフォームや画期的なカーボンファイバー製プレートなどの最新テクノロジーを搭載。ゴールテープを一番に切るためのデザインです。
このシューズの革新性は、極めて高いエネルギーリターン率にあります。秘密はNikeで最も反発力に優れたNike ZoomXフォームに挟まれた、軽量のカーボンファイバー製プレート。これらのプレートとフォームが連動することで足を前に押し出す感覚が生まれ、走りにスピードを加えます。
↑ヴェイパーフライを分解した動画もありました。
ということで、その厚底による反発力がすごいので走っているときの前への推進力がすごいんですね。それでいて脚への負担が少なく疲労感も軽減されるということで、まさにそれだけ聞くとランナーにとっては理想のシューズなわけです。
ヴェイパーフライを買ってみた
そんな評判を見ていると、やはり市民ランナーの僕としても気になります。
まずは一度お店で試着してみました。さすがに大人気みたいでなかなか品薄のようです。そして、試着も本当に試し履きするだけで、その場の足踏みのみOK、店内を軽く走ったりは禁止されていました。
履いてみた感想は、足元がすごくフワフワすること、厚底の割に全然重くない(むしろ軽い)、そしてかなり横幅が狭いということでした。
そのお店には僕のちょうどのサイズがなかったので、そこでは買わず、そのお店のネットショップで購入しました。
今まで買ったなかでダントツに一番高いランニングシューズなのでちょっと緊張します。
本当にピンクが鮮やかです。
かっこいい・・・。写真で見ていたよりも、実物は良い感じです。
軽さの秘訣は、このアッパーです。
VaporWeave素材というらしいですが、↓の写真のように透けます。
耐水性にも優れているようで、雨のときにも中に浸透することは無いそうです。
厚底はこんな感じです。これは履いた時の背が高くなった感がすごいです(笑)。
靴底はこんな感じですね。
底の表面はちょっと硬めの印象です。
履いたときのアキレス腱あたりには、こんなクッションもついてました。
これが結構履いたときのフィット感に影響してそうだなと思いました。
後ろはこんな感じです。かかとが結構とがってますね。
とにかく軽さがすごいです。
ヴェイパーフライで走ってみた感想とタイム
さっそくヴェイパーフライを履いてランニングしてみました。
まず、歩くだけで相当フワフワします。靴にバネがついているみたいです。
そして走っても最初はやはり違和感がありましたね。ただその違和感にはすぐに慣れました。
やはり前に進む感じがすごいです。足を着地して掻き出す時の反発力が強いので自然に前にビョンって進む感じですね。自然に体が前に進む感じを覚えました。
前半は結構脚が疲れる感じで、やはりその走り方に慣れる必要があるなと思います。
この日は、もともとは5キロ走ろうと思っていたのですが、楽しくて10キロ走ってしまいました。そのタイムは46:06。キロ4:36ペースで、自分としては過去4番目に早いタイムでした。そんなに速いタイムを狙っていたわけではないのですが・・・。
とにかく噂どおり、前への推進力がすごくこれはタイムが伸びそうだなというのは実感できました。
そしてレース用ということでよく言われていますが、独特の走り心地なので本番前はある程度はこのシューズで走る必要があるなと感じました。
まとめ
ランニング業界のみならず、普通のニュースでも取り上げられるこのナイキの厚底シューズ「ズームX ヴェイパーフライ NEXT%」。
正直結構いい値段もするのでなかなか気軽には手が出ませんが、ランナーとしてはぜひ試してみたい一品ですね。
今後のランニングシューズの進化も含めて、注目していきたいです。
そして個人的には、これを履いて今年こそサブ4を目指したいなと思います!
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