【子どもに教えたい】自分との約束を守るということ

【子どもに教えたい】自分との約束を守るということ

少し前の話ですが、サッカーをやってる小4の息子が「明日の朝、朝練に行く」と言ってました。

それを聞いて僕は「お、自分でそんなことを言い出すなんて偉いな」と思って、翌朝を楽しみにしていたのですが、起きてみると彼は普通にのんびり朝ごはんを食べていました。

聞いてみると、

「起きれなかったから行かなかった」

と。そして一緒に朝ごはんを食べていた奥さんに何で行かせないのか聞きましたが、「本人が行く気がないんでしょうがないでしょ」という感じでした。

僕はこのやり取りでとてもモヤモヤしましたので、ここで色々と書き残しておこうと思います。

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自分との約束を守ることはとても大事

まずはこれです。

今回の話、息子が自分で「明日は朝練に行く」と言ったのです。もう少し詳細に状況を説明すると、地元のサッカークラブに所属していて、冬休みの宿題としてリフティングの最高記録を更新することというのがあり、まだ達成していませんでした。それで残り日数も少なくなってきて、やらなきゃという想いが強くなったのだと思います。

そこまではとても良いことです。自分で達成しないといけないことに対して、もう少し時間をかけて取り組む必要があるということで、朝練をするという判断は素晴らしいと思います。

しかし、実際に朝はやく起きてこの寒い中、朝練をするというのは大変なことです。

今回はそこに負けてしまった。自分の意志の問題です。

特に自分で決めた自分との約束を、自分で破ってしまうのは最悪だと僕は思っています。

これをやると、別の同じような場面でも何かとちょっとした言い訳をつけて「いざ」という時に「やらない」という選択肢をとるように癖づいてしまいます。

今回は結局その場で話をして「5分だけでもいいから行ってこい」ということで行かせましたが、自分で決めたことは例え1分でもいいからやるということを徹底すべきだと考えています。

行動をアシストするのが親の役目

あともう一つとても気になったのが妻の態度です。

「本人次第でしょ」というのは、本人に任せているようで聞こえは良いですが、僕は親の怠慢だと思っています。

まだ小学生の子どもは、自分で良し悪しや行動へのコントロールがうまくつかないと僕は思っています。そこをアシストするのが親の役目だと考えています。

当然なにをゴールにするのかによりますが、それをやったほうがいいと親が考えていることであれば、「本人がやる気になるまで待とう」とか「本人が判断したならしょうがない」のようなことは考えずに、どうすればそれをやるか/やり遂げるかを考えてその行動が成されるようにうまく誘導してあげるべきです。

今回の妻の態度はそこを考えてなく、本人に任せてその役割を放棄していてとても怠慢だと思いました。

あとで話をしたら分かってくれた

その朝はちょっとバタバタしていたのでゆっくり話をできませんでしたが、その日の夜にゆっくりと息子と話をしました。

特に、「自分で決めたことは完璧にできなかったとしても1分でもいいからやろう」という話はわかってくれたようです。

全く何もしないというのは、「ああ、できなかったな・・」という心にしこりも残りますし、今後も僕は子どもたちのこういう行動を強制するのではなく、自主性をアシストしていきたいなと思っています。

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