2016年ももう少しで終わりに近づき、一年の振り返りを始めていますが、今年は自分の中で本/雑誌とTV視聴においてとても大きな変化があった年でした。
本/雑誌⇒電子書籍
電子書籍の衝撃
僕はずっと紙の本が好きでした。電子書籍の存在は気になってはいましたが、なかなか移行できずにいました。それが昨年末に家の大掃除をして、本と雑誌を大量に処分したんですね。その運び出す時の積まれた本とか雑誌を見て色々複雑な思いになりまして、「これ紙でモノとして残しておく必要ないなー」って思いました。。
それらをブックオフで売ったお金が4000円くらいだったんですが、ちょうどその時AmazonでFireタブレットが安く買えるキャンペーンをやっていて「これだ!」と。
結果的に、「電子書籍すげー!もっと早く紙の本から移行しておけば良かったー」ってなりました。その後は周りの人にKindleすごいよって言いふらしました(笑。
軽いとか持ち運びに便利とか、欲しいと思った時にすぐ読めるとか色々メリットありますが、特にいいなと思ったのは片手で読めることなんですよね。紙の本ってどうしてもページめくる時に両手を使うんですけど、これはタッチでページ送りできるので片手で操作しやすい。そうすると僕みたいに電車の中で立ってる時に本がサクサク読めてとても助かるのです。
このFireタブレットは本当に思った以上に大活躍しています。(現在はNEWモデルになっています)
雑誌も電子化
dマガジンにも加入し、雑誌も電子化しましたが、これも最高でした。
これまでは本屋にフラーっと行っては雑誌を数冊買って、というのを割と毎月やってたのですが、たった月400円ほどで読み放題です。全然一冊で元が取れます。しかも意外と雑誌ってそんなに手元に残しておかなきゃいけないケースが少なく、電子化されても全然不自由が無かったです。
これまで紙の本と雑誌にどっぷりだった僕からすると、本当に大きな変化がこのFireタブレットで起きました。家の中には新しく本が平積みされることがなくなり、雑誌も散乱しなくなりました。代わりにFireタブレットを外出時も、家の中でもソファや寝室にと持ち歩くようになりました。物が増えないというのは見えないストレスが軽減されている感じでとても良いです。
そして、今月はついに思い切ってKindle Paperwhiteも購入しました。
またこれが最高で・・・。「最適化」という言葉はこのためにあるんじゃないかと思いました。Fireタブレットで本を読む時に気になっていた画面の反射、映り込みが完全に抑えられ快適になりました。ディスプレイが本当にびっくりするくらい紙に近いですね。しかも軽い。これもまた周りの人に自慢しまくりました(笑。しかもバックライトも付いているので暗いところでも読めるという本当に紙を超えた電子ペーパーですね。
ということで、僕がそうだったように、ちょっと新しいものを敬遠している人は、一歩踏み込んでチャレンジしてみると思わぬ良さに気付けるかもしれない、というのが今年の教訓です。別に電子書籍に移ったとしても、紙の本を買ってはいけないわけではないですし、0/100で考える必要なんてないわけですね。
本当に生活が大きく変わりました。
テレビ⇒スマホ/タブレット視聴
テレビの録画番組
2番目の変化はこれです。
僕は結構テレビをよく見ます。といってもリアルタイムで見るのはサッカー中継くらいで、他はほぼ全て録画です。
録画して見ているのは、平日はほぼ毎日、「5時に夢中!」「ニュースチェック11」の二つの情報番組を家に帰ってから見ています。東京MXとNHKと対極のアンテナで情報の偏りをなくしています(笑。
その他もいわゆるビジネスマンがよく見そうなテレビ東京やNHKの番組を毎週録画して週末に見ています。あと、ドラマもクールに2~3本は見るようにしています。ドラマは妻との共通の話題作りに最適ですね。
そんなテレビ視聴ですが、今年の春、この商品を買いました。
これまでもパナソニックのディーガを使っていたのですが、やはり新しいモデルは技術の進化を感じました。
なんといっても、このアプリです。
番組表を見ての録画予約はもちろん、スマホやタブレットから録画した番組が見れます。いえ、録画してなくてもリアルタイムでやっている番組も視聴できたりともう何でも出来ちゃいます。UI的な部分とかは改善の余地ありまくりますが、このアプリは本当に重宝します。先ほど挙げたニュース系の番組とかは正直、自分的にはじっくりとテレビの前に居座って見なくてもいいわけで、家の中でどこにいてもiPhoneやFireタブレットで呼び出せる、というのは便利です。ワイヤレスヘッドホンで音声を聞き、iPhoneはポケットに入れて必要に応じて画面を見る、みたいな感じです。うちみたいな共働きだと家事を分担していたりするので、そういう時に特に役に立ちます。
また、最近のモデルは全部そうだと思いますが、初めから本体に色々なネットサービスのアプリケーションが内蔵されています。よく使うのはYouTubeとAmazonプライムビデオですね。これらがテレビの大きな画面で見れるのはとても便利ですね。まあこれは今回のスマホ/タブレット視聴とは真逆の流れですが(苦笑。
サッカー中継
僕はサッカー観戦が趣味です。子育てと仕事を除くと、残ったものの大部分がサッカーといっても過言ではありません。イングランドプレミアリーグのリバプールと、Jリーグの川崎フロンターレのサポーターです。
そのプレミアリーグとJリーグの日本での放送はこれまでスカパーが中心になって行ってきましたが、それが今年、大きな転換点を迎えました。まず、プレミアリーグの大部分の放映権がスカパーからソフトバンクが運営するスポナビライブへ移りました。これによって、プレミアリーグをこれまでテレビでスカパーで見ていたユーザーたちは、スポナビライブでスマホ/タブレットで視聴することを余儀なくされました。(11月からはPCでも視聴できるようになりました)
僕もこれによって、Fireタブレットでの視聴に切り替わりました。本当に大活躍するやつです。5000円くらいのデバイスに仕事させすぎです。。
テレビからタブレットでの視聴に変わりましたが、結果はそれほど違和感感じずに毎週試合を楽しめています。これはなかなか自分にとっては大きなことで、今までは週末に42型テレビでソファでビールを飲みながら試合を見るのが週末の大きな楽しみでした。それが7インチのタブレット、PCデスクでの視聴に変わりました。でも順応できました。
Jリーグも、来年はスカパーからDAZN(ダゾーン)というスポーツ動画配信サービスが中継することになっています。視聴できるデバイスは色々ありますが、世の中的にはスマホ/タブレットで観戦することも増えるでしょう。まさに時代の変化を感じますね。
経済的な変化も
この大きな2つの変化は僕にとってお金の面でも多少変化をもたらしています。
まず、電子書籍ですが、とにかく紙の本より安いんですよね。日替わりセールはもちろん、しょっちゅう色んなセールをやっていて、ついつい買っちゃうんですが。。
雑誌も定額400円で読み放題になり、大幅に出費が抑えられました。
また、サッカー中継に関しても、今までのスカパーに比べると、スポナビライブはソフトバンクユーザーなら月額500円。僕はこれをきっかけにソフトバンクユーザーになりましたからね。。ランニングコストが下がるのはとても大きいです。
まとめ
色々な環境を変えるのは手間やデバイスを揃える金銭的コストがかかります。しかし、それも一時的なもので、長く日常的に使うものであればあるほど、そのあとのリターンは大きいです。安い投資なのです。
今年の電子書籍、スマホ/タブレットでのTV視聴は、これまで自分が無意識に敬遠してきたものでもあります。しかし実際体験してみると、全然違和感なく受け入れられました。世の中の流れそのものが変わってきているのもありますが、結局は自分がそこに踏み込むかどうか、というのが大きいと思います。
0/100で考えるのでなく、まずは試してみて取捨選択をする、くらいの気持ちでよいのかもしれません。便利なものは積極的に取り入れて、快適な生活を送りたいですよね。