子どもと接している時、つい言ってしまいがちな言葉。
「○○やって」「○○して」
うちでもつい、「ちゃんと座って食べなさい」「歯みがきして」「トイレいって」とそういう言い方をしてしまいますが、子どもってなかなか言うこと聞いてくれないですね。
命令調を質問調にしてみる
最近ちょっと5歳9ヶ月の長男にトライしているのが、それを「ちゃんと座って食べれる?」「歯磨きできる?」「トイレ行ってこれる?」といった質問調にすることです。
たいてい、こう聞かれると「うん」と答えるのですが、やっぱり自分で選択した回答に対してはやっぱり責任感が増すのかちゃんとやってくれることが多い気がします。
考えさせる
さらにもっと良いのが、その行動を回答させるような質問にすることかと思います。つまり、「どうやって食べないといけないんだっけ?」「次なにするんだっけ?」等。
親に言われた通りに動くのではなく、自分で考えて行動する習慣を身につけさせていくことは本当に大事ですよね。
社会人の部下教育にも有効
子どもに対して命令調を質問調、特に自分で考えさせる質問をする、というのは社会人の部下教育にもとても有効です。
指示待ち人間と言われるようにならないように、常に自分の意志をもって仕事するように促す、というのが若手教育をする上司の役目かと思いますが、そのための日々の接し方としてこれはとても有効で、僕も普段部下と接するときにはこういうコミュニケーションを心がけています。