【映画レビュー】プラダを着た悪魔

【映画レビュー】プラダを着た悪魔

アン・ハサウェイがとてもキュートな映画。最近の言い方でいうと、超ブラックな職場で鬼上司にパワハラされまくっている様子が描かれています(笑。

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プラダを着た悪魔

恋に仕事にがんばるあなたへ贈る
ゴージャス&ユーモラスなサクセスストーリー

映画の言葉 “決めるのは、あなた”

<ストーリー>
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった! それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった! ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの? 私って、本当は何をしたいんだっけ?

2006年公開です。なんともう10年も前。アン・ハサウェイは僕と同い年なので、10年前だと24歳ですね。若い!

ストーリーとしてはまあよくある感じですが、とにかくアン・ハサウェイが可愛い!メリル・ストリープが怖い!と俳優陣含めての映画としての出来がよいですよね。

仕事がしんどい時に・・・

この映画はかなり前に一度観ていて面白かった記憶はありますが、久々に観ようと思ったのは、最近仕事でちょっとしんどいなーという感じがあってですね、そんな時にはやっぱりあえてハードワークな映画を観るべきかなと思ったわけです。

そこで真っ先に思いついたのがこの「プラダを着た悪魔」です。

観終わったあとは、なんだかスッキリした感じがあり、期待通りでした。

憧れの仕事とは

アンディが映画中でよく言う「憧れの仕事をするための大きなチャンスなのよ」というセリフ。憧れの仕事とはジャーナリストになること、これが彼女にはあります。

一方、自分には何があるんだろう、というのはやっぱり考えてしまうところですね。。それと同じように、では今の仕事をどう捉えるか。

ということについて色々考えさせられました。

価値観を合わせること

アンディはミランダの元で働き序盤はつまづきます。

自分は努力してるのに認めてもらえない、と思うことは誰しもありますよね。

それは努力とは言えないよ、とミランダの右腕的存在であるナイジェルに言われるアンディ。そのナイジェルの助言もあって、まずは形から入ることに。これはその場所・相手の価値観に合わせることの大事さを表していますね。

それにしてもこの後のアンディ可愛い。

仕事の本質

生まれ変わったアンディは、持ち前の頭の良さも手伝ってかめきめきミランダからの評価を上げていきます。

その理由は、発売前のハリーポッターを入手したからでもなく、ミランダが望んでいるものを先回りして提供できるようになったからですよね。

そう、僕は仕事の本質とは「言われなくても相手が求めているものを提供する」ということであり、それが出来るのがプロだという考えですので、映画の中でのこういった場面はとても納得感がありました。

人生の価値観

上の話にも共通しますが、この映画は「価値観」というのが大きなテーマとなっていると思います。仕事における価値観だけでなく、仕事と家庭(プライベート)のどちらを優先させるのか?というテーマも含んでおり、バリバリ働く人には興味深いですよね。

そして最後、ミランダがアンディに言う言葉。

あなたは私に似てるわ。人が何を求め、必要としているかを超え、自分のために決断できる。

のし上がるために冷徹な判断をする(できる)価値観が同じだと言われますが、自分の纏っていたのもは本当の自分ではないと気付くアンディ。自分の中での大事にしていた価値観に気付き直してミランダの元を去ります。彼女にとっての人生の価値観はそこには無かったのでしょう。

観てとても気分が良く終われる映画です。そして仕事に対して前向きになれる、気がする映画です。

小説では続編が出ているんですね。

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