学童保育の説明会に行ってきたので特徴をまとめてみた

学童保育の説明会に行ってきたので特徴をまとめてみた

先日、学童の説明会に行ってきました。春から小学一年生になる長男が学校終わった後に通うことになるところです。

急遽数日前に、妻から「土曜の朝にここの学童の説明会に行ってきて」と言われ、恥ずかしながら「学童?学童ってなんだっけ?」という状態でした。。そんな同じような方のために学童について簡単にまとめてみました。

スポンサーリンク

学童(学童保育)とは

主に共働き家庭など、小学校の放課後や夏休みなどで行き場がなくなってしまう子ども向けに開かれている保育施設(アフタースクール)です。

ウィキペディアの説明はこうです。

学童保育(がくどうほいく)とは、主に日中保護者が家庭にいない小学生児童(=学童)に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業の通称である[1]。法律上の正式名称は「放課後児童健全育成事業」で、厚生労働省が所管する。事業を実施する施設は「学童クラブ」「放課後(児童)クラブ」「学童保育所」等と呼ばれるが、自治体や設置者によって名称が異なる。略称は「学童」。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

その種類は大きく自治体主体の公営民営かで2つに分類されます。

公営の場合でも、実際は民間企業やNPO法人に委託しているケースも増えてきているようです。僕の子どもが通う学童保育所もNPO法人が運営しているとのことでした。場所は、いわゆる児童館や小学校の空き教室を利用して行います。
そして内容も基本的には子どもが自由に過ごすスタイルです。あくまで保育ですので勉強(宿題)の指導とかはしません。その分、もちろん料金は安め(月数千円)です。

一方、民営は提供しているサービスが多様化しています。いわゆる塾としての役割も兼ねて教育施設としての色も強く出しているのが特徴ですね。そしてその分値段も高くなります。

需要が高まる学童保育

共働き家庭が増え、働き方はどんどん多様化していっています。そしてそれに象徴されるのが「保育園落ちた日本死ね」のような保育園の待機児童問題です。ですがよく考えると、保育園(1歳から6歳まで)の時点で子どもの預け先が足りていないのであれば、6歳の小学校入学以降で放課後の子どもの預け先も必然的に足りていないはずです。

と思ったらやはり学童の待機児童は増えているようです。

http://www.sankei.com/life/news/170117/lif1701170025-n1.html

よく聞く「小1の壁」とは

小1の壁」という言葉があります。保育園に子どもを預けていたから働けていた親が、子どもが小学校1年生に上がるタイミングで直面する問題のことです。主に、保育園と小学校の預かる時間の差が問題の根底にあります。

簡単にいうと小学校は保育園に比べて、朝遅く始まり・夕方早く終わるので働き方を変えざるを得なくなります。

↓分かりやすい「小1の壁」の説明が載ってます。

http://www.kidsbasecamp.com/workingmother/01/index.html

というわけで、学童保育の需要と重要性はどんどん高まっているのです。

民間企業の参入も増えている

需要が高いところには当然新しいサービスもどんどん立ち上がっていくものです。最近はこうした学童の待機児童、小1の壁といった社会問題を解決しようとするNPO法人や民間企業も増えてきています。

ここでは詳しく取り上げませんが、いくつか調べてみたところ学習やスポーツや音楽等々、たくさんのプログラムを用意していたりサービスとしてとても多様化している印象です。学童というよりアフタースクールという言葉のほうがしっくりきます。

ただし、料金は月数万円以上とかなり高額です。。この辺りは、なんとなくですがもっと国や自治体から補助金が出るようになれば変わってくるのではと思っています。

学童説明会に行ってきた

そんなこんなで、学童の説明会に行ってきた話です。

うちの長男もこの春から小学校入学です。我が家は共働きですので、放課後に子どもを預かってくれる学童を探してました。元々、家から徒歩20分くらいのところに妻の実家があって平日夜はそこでお世話になることが多いのですが、運良くその実家の徒歩1分のところに児童館があり、学童保育を行ってますのでそこへ申し込みました。(妻が)

無事入所が決まり、説明会は僕が息子と一緒に行ったのですが、まあ公営(運営はNPO法人へ委託)の学童保育所はこんな感じよね、という印象でした。

教育ではなく保育という意味合いの施設としてはまあ良いのかもしれませんが、放課後に時間を潰すことが主な目的の場所なんだなーと思ったわけです。本棚にはマンガがズラリとあり、敢えてわかりやすくいうと、大人が手をかけずに子どもがおとなしくしていられるように心掛けられていると感じました。

ただ、別にそれが悪いわけではなく(悪影響のあるものがなければ)、月額4,000円+おやつ代2,000円しか払わないで子どもを預かってくれるのであれば、それはありがたいサービスだなと思ってます。

それこそ選択肢としては、上記のアフタースクールのような学習に力を入れたものなども一応ありますので、地域による差はあれど選ぶ側の自由はあるのかなと。ですが、いかんせん料金が高いのでその辺りがもう少しリーズナブルになって選びやすくなってほしいですね。そのあたりは行政がもうちょっと頑張ってほしいです。



スポンサーリンク

管理人アカウントをフォローする

トップへ戻る